ホームヘルパーが訪問介護を行うときには、予めサービス内容について利用者と綿密な打ち合わせが行われています。
その打ち合わせについてはホームヘルパーの業務ではなく、生活相談員やケアマネージャーなどが担っているのが一般的です。
その内容から決まったケアプランに従ってホームヘルパーはサービスを実施しますが、サービス内容によって給料に違いが生じる現場も多くなっています。
一律で時間単価で計算することもありますが、負担が大きくて専門性の高いものほど時給を高くするという対応をしているケースが増えてきたのが現状です。
要求されている内容が基本的には家事に関わるもので、後は利用者の相談に乗る程度という場合もあります。
これは生活援助に分類される業務だけになり、家政婦サービスでも担えると考えられることから給料は低めになっているのが基本です。
それに対してお風呂や食事、トイレなどの介助が必要なものや散歩などをするときにはホームヘルパーとしての専門性が重要になります。
そのため、生活介助のみのサービスに比べると身体介護を伴う方が時給が高めに設定されているのです。
さらに医療が必要な現場に看護師と共に向かう場合には医療知識もある程度は必要とされ、状況によっては感染リスクもあることから高めの給料になっていることもあります。
ホームヘルパーとして給料を上げたいと考えたら専門性を高めて生活援助以外のサービスにも積極的に従事するのが大切です。